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Cafetalk Tutor's Column

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汁物さえあれば生きていける気がする(タッカンマリの作り方)

Nov 2, 2018

あにょはせよ。

もう11月ですね。
秋(冬?)の夜長、いかがお過ごしでしょうか。
寒くなって来ると一般的には鍋物を食べる機会が多くなるのではないかと思います。
韓食かぶれの私は1年中鍋のようなものを食べているので秋(冬)になっても普段と何も変わらない食生活です。

毎日汁物だけ作ってあとは冷蔵庫の밑반찬で解決するスタイルですが、今日は読んでいた本にタッカンマリの話が出てきたのでタッカンマリを作りました。
日本のスーパーでは鳥一匹丸々は売っていないですが、骨付きの鶏肉を適当に入れれば十分だと思います。
「ハンマリ」ではなくなりますが、その方が食べやすいし。

<タッカンマリの作り方>
①鍋に水を入れて火にかける
②生姜とニンニクを2片(単位は「片」で良いのだろうか)ずつくらいと粒胡椒、ネギの青い部分を入れる
(生姜・ニンニク・粒胡椒は出汁こしパックとかに入れると良い。出汁用に他に玉ねぎとか牛蒡を入れる人もいるらしいが私はいつもこれだけ)
③骨付きの鶏肉を入れる
④ジャガイモを入れる(今日はカブも入れましたが、韓国では普通入れません。カブ好きな人はめちゃくちゃ合うのでどうぞ)
⑤ネギの白い部分も入れる
⑥가래떡というトッポッキ用の餅を入れる

以上

※この汁にナンプラーを入れるとベトナム式フォーのスープとして使えます。
※つけダレのタデギは唐辛子の粉・みりん・魚醤・コチュジャンを混ぜて練り合わせればそれっぽいものができる(そしてこれと生のニラをたくさん皿に入れて、スープで溶かす。魚醤は入れすぎると臭くなるので少しで良い)
※正直タデギなくても塩で味を整えてそのまま食べても美味しい
※酸っぱいキムチを入れて食べても美味しい
※〆の麺を入れる場合は必ず乾麺で、稲庭うどん系のものが良い。茹で麺、讃岐うどん系は合わない


韓国の汁ものは、具を入れすぎない(量ではなくて種類。日本の具沢山味噌汁とか鍋物みたいにたくさんの種類が入っていると美味しくないというか、なんか疲れる)ことと、グツグツ煮込む(日本の味噌汁は煮立たせてはいけないと言われますが、韓国の汁ものは逆に煮たたせまくる)のがポイントです。多分。

そしてカツオ出汁は絶対に使わないこと。
韓国の汁ものの出汁は基本的に「煮干し・昆布with大根・ネギ系」と、「肉系」です。

みなさまもこの秋(冬)は韓国の汁もので温まってください。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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