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Cafetalk Tutor's Column

Tutor kochan2243 's Column

英語は「ネイティブのように話す」必要はありません。

Mar 13, 2024

いくら練習しても「ネイティブスピーカーのようには話せない」と悩んでいませんか?

ネイティブスピーカーはそれぞれ「育った土地」の文化や背景を持っています。
米国ならば、米国西海岸、米国中西部、米国南部、米国東海岸北部、
細かく言えばどの州、どの街で育ったか。
カナダなら西海岸、中部、東海岸、細かく言えばどの州、どの街で育ったか。
英国ならばイングランド、スコットランド、ウェールズ、(北)アイルランド、
更にはどの「階級」どの「学校」に属していたか。
オーストラリアやニュージーランドでも細かく言えばどの州、どの街で育ったか。

そういう「ルーツ/個性」を持っているのが「ネイティブスピーカーの英語」です。
聞く人が聞けば、出身地や社会階層、教養まで分かってしまいます。

それに対して、我々「外国人(ノンネイティブスピーカー)」はいくら練習して流暢に話せても
そんな「ルーツ/個性」はなかなか手に入れられません。
むしろ「無個性/教科書的」な英語を習得することになります。

英語圏のひとつの街に長い間住み続ければ、その街のアクセントが身に付くこともありますが、
「その街の出身者」だとは思われないでしょうね。

逆に言えば「無個性/教科書的」な英語は「武器」にもなります。
英語圏のどの街に行っても、「ちゃんと通じる英語」が喋れるからです。

さらに「その英語、君は日本から来たのか」と言ってもらえる「ルーツ/個性」のある
ジャパニーズ English」なら最高かもしれません。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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