先週から始まりましたね、サッカー・ワールドカップ。
私はそれほど詳しくないのですが、ついテレビに釘付けになっています。特にヨーロッパや南米のチームのスーパープレイには時間も忘れて叫んでしまいます（※日本時間では21時とか0時のキックオフ。それより遅いと3時かな？さすがにその時間は見ていませんが…）。
もちろん日本にがんばってほしいですが、見るたびに試合そのものを楽しんでいます。

さて、19日に行われた日本×コロンビア戦。
予想外（！）の結果に驚きつつ、喜んでいますが、それとは別に今回の試合で話題になったことばがあります。
それは…
大迫、半端ないって！！

ちょっと意味を確認しておきましょう。

【大迫（おおさこ）】
・日本代表チームのメンバー（背番号15）。
・2009年～国内Jリーグ、鹿島アントラーズに所属。
・2014年～ドイツ・ブンデスリーガの1860ミュンヘン、その後ケルンに移籍。
・2018年～ヴェルダー・ブレーメンに所属。

【半端（はんぱ）ない】
・信じられない、すごすぎる、つよすぎる！という意味。
・もとは「中途半端（ちゅうとはんぱ）」＝完璧、完全ではないという意味から、それがない、つまり考えられる範囲を大きく超えた、という意味。

実はこの発言は2009年までさかのぼります。
当時、高校生だった大迫選手が対戦したチームが負けてしまったときに、その相手チームの選手が試合後のロッカールームでテレビの前で号泣しながら言ったことばだそうです。映像も残っていて何度かテレビで見ましたが、彼の号泣っぷりにはかわいそうと思うと同時に失礼ながら笑ってしまいました。

そこから10年が経ち、今回のコロンビア戦で決定点となる2点目を大迫選手が決めたときに、観客席に写真の画面が映し出されて、ネットで大騒ぎになったというわけです。

ですから、プリントされているのは大迫選手ではなく、「大迫、半端ないって！」と言った相手チームの選手の顔。不思議ですよね。当の本人もまさかこんなに出回るとは思っていなかったでしょう。

試合となると、つい勝ち負けが注目されがちですが、このようなエピソードを知るきっかけにもなっておもしろいなあと思うのでした。

それでは、また！