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Cafetalk Tutor's Column

Tutor MURATA 's Column

違う世界に踏み込むと新しい視野になる

Nov 21, 2017

ろう者は耳以外にみんなと一緒。 

だから、やりたいことをやれる。 

だけど、聞こえないから断念。。。と諦めて、なかなか次のステップに上がらない人がたくさんいます。


私はやってみたい仕事がある。


それは大工の仕事です。 

知ってる通り、怪我の多い仕事で危険です。 こんな仕事をさせていただきました。


 大工

一般的には、大工系の仕事は聞こえない人が働くと危険を冒すので断られるケースが多い。 

私の場合は紹介を頂いています。



 作業の内容

・壁と天井のボード剥がす 

・木材をとる 

・床 

・壁と天井にボード付ける 

など作業があります。 

かなり力が必要ある。

私はそれなりの力があるので大丈夫だった。 

あんまり力がないと、腕や腰が痛む。 



コミュニケーション方法

仕事上、コミュニケーションはかなり必要ある。 

指示を従って作業する。 

しかし、大工の仕事は手が離せない状況のなかに、どうやってコミュニケーションをとるのか? 

作業する前に、これをやって、終わったらこれをやって。 

という内容をiPhoneや手振りで、きちんと伝えてくれます。 

作業途中に、分からないことがあったら、これはどうしますか?と身振りで表現します。 

不自由なのは音や声が分からない。 それ以外なら何も問題ない。 



わかったこと

特にろう者は視野的情報が強いので、見よう真似で作業しやすいです。 

丸のことインパクトなどをするときの音がデカイのだが、ろう者は聞こえないから集中できる。 

注意を払って周囲をみて状況を把握しないと危険です。 

実際に、私が他の作業員が足場を取り出す作業を真下から眺めていて、危ないから下げてと言われました。 

よう思い出したら、ホンマに危ない。 

音に関しての危険があるので、ダメと断られる。 

それでも働きたいという人はたくさんいます。 

コネから始まり、正式に雇用してくれることは地道であることです。

問題はやる気です。やる気がなかったら紹介してくれません。 


繋がりと経験する目的で、次々に切り拓いていきます。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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