【日本語コラム+音声♪】第8回:合格祈願のお話 ~寺社仏閣編~

Masumi_

こんにちは、日本語講師のMasumi(真澄)です!
音声付き日本語のコラム、今回で第8回目の投稿となります^^

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★日本語コラム 第8回
<合格祈願のお話 ~寺社仏閣編~>


今回は、学業成就のご利益があるとされる寺社仏閣を3つ紹介します。
「ご利益」とは、神や仏が人間に与える幸運のこと。
どういった神様、仏様が祀られているのか、それぞれ見ていきましょう。


◆湯島天満宮

東京都にある神社で、「湯島天神」とも呼ばれます。
学問の神様として知られる菅原道真を祀っており、
境内にはおよそ300本もの梅の花が植えられ、梅の名所としても知られています。
菅原道真が亡くなった後、さまざまな不幸が起こり、
人々はこれを「呪い」、「祟り」であるとして恐れ、
彼の怒りを鎮めるために道真公を神社に祀り上げました。
そうやって祀られるうち、祟りの話は世間の記憶から次第に薄れていき、
菅原道真が生前とても優れた学者であったことから
学問の神様として有名になっていった、といういきさつのようです。


◆太宰府天満宮

福岡県にある神社で、先程紹介した菅原道真の墓所はここにあります。
太宰府天満宮は、天神を祀る全国約1万2,000社のおおもと、総本宮です。
道真公は無実の罪でこの地、大宰府に左遷され、その後亡くなってしまいますが、
彼の亡骸を乗せた車を引いていた牛がある場所で座り込んで動かなくなったのを
彼の意志によるものとしてその場所に埋葬した、という話が残っています。
このため、太宰府天満宮の中にある牛の像、御神牛は、
どれも座り込んだ格好をしています。
御神牛をなでると、自分の体の同じ部分にご利益があると言われており、
特に「頭をなでると賢くなる」というのは有名な話です。


◆亀岡文殊

最後に紹介するのは山形県にある亀岡文殊。
正式名称を大聖寺というお寺です。
ここには、知恵を司る仏、文殊菩薩が祀られています。
「凡人でも3人集まれば良い知恵が浮かぶ」ということを意味する慣用句、
「三人寄れば文殊の知恵」の「文殊」ですね。
こちらの本堂を回り込んで裏手に出ると、
湧き水が出ている場所があり、この水は「利根水」と呼ばれています。
飲めば人生の知恵が授けられるとされており、
受験生には特に人気のスポットになっています。

・・・・・

今回のコラムはここまで。
合格発表シーズンということで合格祈願をテーマにお話してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
このテーマは今回を最終回とし、次回からはまた違った話題を
取り上げていきますので、どうぞお楽しみに♪
それではまたお会いしましょう^^


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\ここから下は読み仮名つき↓↓↓/

★日本語(にほんご)コラム 第(だい)8回(かい)
<合格(ごうかく)祈願(きがん)のお話(はなし)
~寺社(じしゃ)仏閣(ぶっかく)編(へん)~>


今回(こんかい)は、学業(がくぎょう)成就(じょうじゅ)の
ご利益(りやく)があるとされる寺社(じしゃ)仏閣(ぶっかく)を
3つ紹介(しょうかい)します。
「ご利益(りやく)」とは、神(かみ)や仏(ほとけ)が
人間(にんげん)に与(あた)える幸運(こううん)のこと。
どういった神様(かみさま)、仏様(ほとけさま)が祀(まつ)られているのか、
それぞれ見(み)ていきましょう。


◆湯島(ゆしま)天満宮(てんまんぐう)

東京都(とうきょうと)にある神社(じんじゃ)で、
「湯島天神(ゆしまてんじん)」とも呼(よ)ばれます。
学問(がくもん)の神様(かみさま)として知(し)られる
菅原道真(すがわらのみちざね)を祀(まつ)っており、
境内(けいだい)にはおよそ300本(ぽん)もの梅(うめ)の花(はな)が
植(う)えられ、梅(うめ)の名所(めいしょ)としても知(し)られています。
菅原道真(すがわらのみちざね)が亡(な)くなった後(あと)、
さまざまな不幸(ふこう)が起(お)こり、
人々(ひとびと)はこれを「呪(のろ)い」、
「祟(たた)り」であるとして恐(おそ)れ、
彼(かれ)の怒(いか)りを鎮(しず)めるために
道真公(みちざねこう)を神社(じんじゃ)に祀(まつ)り上(あ)げました。
そうやって祀(まつ)られるうち、祟(たた)りの話(はなし)は
世間(せけん)の記憶(きおく)から次第(しだい)に薄(うす)れていき、
菅原道真(すがわらのみちざね)が生前(せいぜん)
とても優(すぐ)れた学者(がくしゃ)であったことから
学問(がくもん)の神様(かみさま)として有名(ゆうめい)になっていった、
といういきさつのようです。


◆太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)

福岡県(ふくおかけん)にある神社(じんじゃ)で、
先程(さきほど)紹介(しょうかい)した菅原道真(すがわらのみちざね)の
墓所(ぼしょ)はここにあります。
太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)は、天神(てんじん)を祀(まつ)る
全国(ぜんこく)約(やく)1万(まん)2,000社(しゃ)のおおもと、
総本宮(そうほんぐう)です。
道真公(みちざねこう)は無実(むじつ)の罪(つみ)で
この地(ち)、大宰府(だざいふ)に左遷(させん)され、
その後(ご)亡(な)くなってしまいますが、
彼(かれ)の亡骸(なきがら)を乗(の)せた車(くるま)を引(ひ)いていた
牛(うし)がある場所(ばしょ)で座(すわ)り込(こ)んで
動(うご)かなくなったのを
彼(かれ)の意志(いし)によるものとしてその場所(ばしょ)に
埋葬(まいそう)した、という話(はなし)が残(のこ)っています。
このため、太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)の中(なか)にある
牛(うし)の像(ぞう)、御神牛(ごしんぎゅう)は、
どれも座(すわ)り込(こ)んだ格好(かっこう)をしています。
御神牛(ごしんぎゅう)をなでると、自分(じぶん)の体(からだ)の
同(おな)じ部分(ぶぶん)にご利益(りやく)があると言(い)われており、
特(とく)に「頭(あたま)をなでると賢(かしこ)くなる」
というのは有名(ゆうめい)な話(はなし)です。


◆亀岡(かめおか)文殊(もんじゅ)

最後(さいご)に紹介(しょうかい)するのは山形県(やまがたけん)にある
亀岡(かめおか)文殊(もんじゅ)。
正式(せいしき)名称(めいしょう)を大聖寺(だいしょうじ)という
お寺(てら)です。
ここには、知恵(ちえ)を司(つかさど)る仏(ほとけ)、
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)が祀(まつ)られています。
「凡人(ぼんじん)でも3人(にん)集(あつ)まれ
ば良(よ)い知恵(ちえ)が浮(う)かぶ」ということを意味(いみ)する
慣用句(かんようく)、
「三人(にん)寄(よ)れば文殊(もんじゅ)の知恵(ちえ)」の
「文殊(もんじゅ)」ですね。
こちらの本堂(ほんどう)を回(まわ)り込(こ)んで
裏手(うらて)に出(で)ると、
湧(わ)き水(みず)が出(で)ている場所(ばしょ)があり、
この水(みず)は「利根水(りこんすい)」と呼(よ)ばれています。
飲(の)めば人生(じんせい)の知恵(ちえ)が授(さず)けられるとされており、
受験生(じゅけんせい)には特(とく)に
人気(にんき)のスポットになっています。

・・・・・

今回(こんかい)のコラムはここまで。
合格(ごうかく)発表(はっぴょう)シーズンということで
合格(ごうかく)祈願(きがん)をテーマにお話(はな)してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
このテーマは今回(こんかい)を最終回(さいしゅうかい)とし、
次回(じかい)からはまた違(ちが)った話題(わだい)を
取(と)り上(あ)げていきますので、どうぞお楽(たの)しみに♪
それではまたお会(あ)いしましょう^^
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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