10000時間の法則

Rie_Takayama

カフェトークの皆さまこんにちは〜!
梅雨がないまま猛暑に突入〜!!!の感じで、夏が好きな私もちょっとしんどいくらいの息苦しい暑さでしたが、今日はどんよりしていて日差しがない関東です。

皆さんは、たとえば10年前の自分と比較して、どんなところが自分として「良くなった・成長した!」と思えるでしょうか?!

私はですね・・・・
ヨガのできるポーズが増えた&強さと柔軟性が上がった、素敵な友達が増えた、料理のレパートリーが増えた、心と体に関する理解度が深まった、イタリア語と韓国語が語学レパートリーに加わった・・・・などなどとありますが

いちばん自分として大きいのは、

自分の人生の受け入れられなかった部分を、受け入れて感謝できるようになった

ことかな〜、と思っています。

そして、これができるようになったことで、心が本当に軽くなり、自分のこととその人生を愛せるようになったことに繋がっていると思います。

受け入れられなかった部分、というのは、例えば、もっと〜だったらよかったのにな、というものや、こんなの望んでいないのに!!!という、

人生で選んだ覚えはないんだけど?!

というものですね。

誰にでも1つや2つはあるのではないでしょうか。

そういうものに対して、以前は、なんとかして変えようとしたり、あるいは「なかったことにしちゃう」というような、無視とかスルー、関わらない、とかをやっていたと思うのですが・・・そういったことに対しての自分の中での意味づけだったり、そこから得られた学びだったりをですね、しっかり認められるようになりました。

そうなれた過程についてはここでは割愛しますけれど、まぁ、自分を変える10年だったな、と思うわけです。

人が、何かを身につけて、それがモノになるだけでなく、一流として人から評価されるなるまでには、10,000時間の努力が必要だ、という説があります。

野球のイチロー選手や松井選手も、ビートルズも、ビル・ゲイツも・・・いわゆる天才と言われる人たちがそうなるまでには、10,000時間に相当する時間を練習や作業に費やしているのだそう。

10,000時間とは・・・1日1時間で約30年間、1日3時間で10年間ですって!><

もちろん、今は一流の定義も、また人が評価するレベルも多様化しているので、一概には言えませんが、これは言い換えると、ある一定時間努力を積み重ねることで、ある一定レベルに行けるということでもあります。

そして、例えば英語などの語学や、楽器、スポーツなどなんでもですが、やっぱり好きで夢中になれることが強い!というのはこのことからも言えますね。。。

つまり、気づいたら何時間もやってしまっている。努力というより、夢中になっている状態。これになれるかどうか?が、取り組み時間が10,000時間に近づけるかどうか?にかかっているように思うのです。

だから、結果を先に気にしてしまったり、焦ってしまったりするようでは、やっぱり果てしなくて無駄な努力のようにも思えてしまって、モチベーションを維持するのは大変、ということですね。

そして・・・この法則は、例えば自分のことをもっと良い方向に変化させていきたい、こういうところを直したい、人生を望む方向に動かしていきたい!そんな思いに対しても、同じように言えるのではないかな〜、と思うのです。

つまり、自分の癖になってしまっている考え方とか、感じ方、行動の癖に気づいて、自分と向き合いながらそれらを良いものに変えていくには・・・・・ある程度の時間が必要だということ。

私もこの10年で自分が変化してきたからこそ、思ったりします。

よく、潜在意識を変えただけで、1ヶ月後にはこんな変化が!!!とか聞くこともありますが・・・

そんなふうに一瞬で起こった変化があったとしても、それが確実で後戻りしないたしかなものとして定着するためには、ある程度の時間はどうしてもかかるのではないでしょうか。

だからこそ、焦らずに、腐らずに、今という変化の時間をどれだけ楽しめるか?でその時間の価値も、またその先の未来も変わってくると思うわけです。

5年後、10年後の未来が今のままではない未来を想像してワクワクする
それが、結局は、努力を習慣にして継続できる人の原点なのではないかな、と私は思います!

もちろん、できたら好きでやりたいことで、取り組んでいけるのが最強!です。でも、もしもそうでない場合は・・・できるだけその対象に興味をもって好きになること。

そして、心や体など、自分のことを進化させる取り組みにおいては・・・もちろん!

自分のことを好きになって愛すること

がとっても大切になります☆

今週も素敵な1週間をお過ごしください♪
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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