言葉が「使える」ってどういうこと?

Rie_Takayama

カフェトークの皆さまこんにちは!
ゴールデンウィークももうすぐで、お天気も、もう寒くはならないかな〜!ってところまで来ましたね。

今日は、言葉が「使える」ということについて。

私はこれまでに、英語の他にフランス語、イタリア語、韓国語、ドイツ語(使えるレベル順)を勉強してきた経験がありますが、使えるようになるまでのプロセスというのはどれも一緒だったな〜、と思っています。

まず、言葉を使う上での交通ルールのようなものである1)基礎文法を学び、
次に、2)その言葉を使うための脳の回路を作り、
最後はひたすら、アウトプットに重点を置いた場数を踏むことで3)表現力を身につけていく

このような順番です。

そして、レベルが上がるにつれて1)〜3)はクロスで(相互に関連させながら)強化していきます。
また、2)の、英語なら英語脳と呼ばれる「英語で理解して英語で考える」力を身につけていく段階が、最も重要で同時にいちばん難しいところになります。

なぜなら、この英語脳というのは、「英語を話す人」の意識になる必要があるので、毎日目にする、耳にする、意識する、生活の中に英語があるのが当たり前にするという環境設定と習慣づけが必要となるので、特に日本で取り組む場合にはなかなか難しかったりするのです。

そして、最終的に、その言葉が「使える」という実感がもてるようになることを目指すわけですが・・・
この「使える」実感というのは、どんなところで感じられるものだと思いますか?

それは・・・

いま日本語でしていることを英語でやれ、と言われてもできる!

そんなふうに思える場面が増えていくことです(笑)。

例えば、友人とLineでチャットしている内容を英語でも書ける、だったり。
あるいは、家族にちょっとしたことをいう時、英語でも言えちゃう、だったり。
Amazonでの買い物が英語でできる、とか。
必要ならカスタマーサービスに電話して、英語で質問できる。



だんだんこの使えるレベルが上がっていくと・・・
職場の資料も、英語で作れる。
英語の会議に参加できる。
区役所とかでの手続きを英語でやったとして、できる!とか。

このように、当に使える」状態というのは、生活の中のあらゆるシーンで英語でのコミュニケーションが可能になる、ということなのです。

そして、もちろん、日本にいたら「そんなの練習のしようがない」ことがほとんどだと思います。
でもだからこそ!日常のあらゆるシーンで「これをもし、英語でやるとしたら・・・」そんなふうにイメージしながら生活することで、英語脳が活性化されて、使える英語が身についていくんですね。

だから、語学の勉強法というのは、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングといろいろな方向から可能ではありますが、最終的にはそれらがすべて繋がって、生活の中のあらゆるシーンで使えるようになるためのものだということ。

このことを忘れずに取り組まれることをオススメいたします!
つまり、いつも、いろいろなことを想定して練習していく、ということですね。

私は現在韓国語をゆる〜く、勉強中ですが・・・毎日意識して、これは韓国語でなんという?と考えながら生活できる段階までいくには、あともう少し文法とボキャブラリーの練習が必要だと思っています。基礎ができていないと、その場では調べてわかっても、応用できないからなのです^^

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※ 写真は、最近始めたインスタの新しいアカウントで利用したものです。人生や英語学習に役立つ言葉を発信しています❤︎
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
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