若い女マネーというスーパーマリオ状態、または目に見えない期間限定通貨の呪いについて

Mikaloha


今日は国際女性デー ということで、
★現代日本を逞しく生きるすべての働く女性達へ・・
★今この瞬間も子供にたくさんの愛情を注がれているママさん達へ・・
★この地球上で「女性」という性を外見・中身問わず楽しみ、強く美しく生きる全ての女性達へ・・
長い文章になりますが、久しぶりにパンチのある激励?応援の言葉をお送りします!
10代〜20代前半までの「女」であることに縛られ苦しみ、「普通の女とは・・」の呪文に素直にかかっていた過去の自分への癒しと励ましも込めて、ですが。
私がこれまで時々海外をブラッとしたり、各国のニュースや友人の話など見聞きして感じるのは
「日本のジェンダー問題解決おっそいし、女性は若いほど価値がある的な洗脳ヤバイな」ということです。
ひとつ自分に問いかけてみてほしいのですが、今の自分に満足できないと思った時、自分が嫌いだ、ダメだと感じた時、
 
いつもキラキラしてるあの人のようになれたら・・⁡
 
画面越し(リアルでも)の女優、モデルのようになれたら・・
 
 
 
 
自分は心から満足して幸せになれると、本当にそう思いますか?
本来誰も抗うことのできない「歳を重ねること」を隠すように、シミやシワを一切なくす加工が当たり前な「完璧な美しさ」の無言のそうあるべきという社会からの圧力。
修正を重ねた写真ばかりが目につく人が溢れる各メディア、媒体、広告SNS..
そんな風潮に踊らされていることにも気付いていない人達が放つ
「若さを失ったら価値はない」と思わせかねない言動や女性の扱い。
そんな価値観によるセクハラ・マタハラ、社会の風潮、圧力はまだまだなくなっていないですね。
女性の妊娠・出産からの社会復帰、本格的に活躍することの難しさは、到底先進国とは思えません。ここはもはや社会に頼れず、女性たち自ら動いて力をつけていかないといけない所だと感じています。
正直この違和感については、10代〜20代前半の時から思っていました。
例えば年上のおじさまや男性たちから、本来ありがたいことでもあり、すべてを突っぱねる気はありませんが、
「若い女の子だから」という理由だけでチヤホヤされたり「同じ人間である」という段階をすっ飛ばして見られているな、今。とか、
もし私が若い女ではなかったとしても、この人の対応は変わらないのだろうか?と疑問に感じる瞬間も多々ありました。
これが冒頭で言っていた「スーパーマリオ状態若い女マネー」のことです。
この受動的に与えられる若い女通貨が使えなくなったあと、どうなりそうかというと・・想像つく方はたくさんいらっしゃると思います。
当の女性たちはそんな風に波風は立てないよう気にしない素振りはしている中、
「歳を取ることを受け入れられない、恐怖に感じてしまう」
経験を重ねた年上の素敵な女性たちが
「若くない自分には価値がないのかも」という認識や不安を感じ自尊心を失い、その恐怖から自分を責める、自信を失う構造そのものがおかしいなと。
 
今この瞬間も自分が「若くて綺麗」でいることに大きな価値を感じ、優越感を感じている方もいるかもしれません。
 
若さの切り売りをしている方。
若さを消耗品のように扱っている方。
またそんな世間の風潮を受け入れ、流されてしまっている方。
 
歳上の女性を「おばさんだ」「歳を取ることはマイナスなこと」なんて卑下しているその相手は、今この瞬間も向かっている自分の未来の姿であるという事実があることを忘れてないでください。
 
⁡今あるものを失う恐怖、周囲からの圧力に対する怯えから生まれる美しさは、真の美しさとは私は到底思えません。
美しさと健康はセットです。「美しくなりたい」という動機自体は素晴らしいですが、心身の健康を損なうものだとしたら、それは間違ったやり方であると言えます。

 
無理なダイエット、度を超えた整形などがそのほんの一例です。
それでポジティブにマインドがガラッと切り替えられる、自信を持てるきっかけになるのであれば大いに活用されて良いと思います。
問題なのは「抱えている問題解決」の範疇を超えた行為によって、結局自分を傷つける結果になってしまっていることです。
日本にはまだまだそんな女性が多すぎます。自ら不幸に向かうような思考、価値観で自分を縛らないでほしいし、周囲の圧力にも負けないでほしいな・・と思っています。
 
私個人としては生まれ変わったら男になってみたい憧れもありますが、この女性が持つ強さ、特性を存分に使ってやろうと思ってます(苦笑)
 
今の自分に誇りを持ち、胸を張ってこれからも生きていきていきましょう^^
 
 
⁡そんな女性がこれからもっともっと増えますように・・
 
 
 
 
愛を込めて。
 



Mika
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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