フランス語のことわざ - Qui ne tente rien n'a rien.

Shibashiba

直訳すると
「何も試さない者は何も得ることがない」
というフランスのことわざ。

15世紀ベルギーの哲学者の言葉
「サケを釣るには小魚を手放さなければならない」
が元になっているという説も。

日本の、というか中国の
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
と似ていますね。 
危険を冒さなければ大きな成功を得ることはできない。

虎とサケがこの点についてどう思っているかはわかりませんが、とりあえず、隣のトラはサケの切れ端をもらってご満悦のようです。

イラスト©Azusa Harada
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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