「自分の家の向かい側の3軒と左右の2軒の家。親しく交際する近くの家。」
ということ。
「むこうさんげん りょうどなり」と読みます(^^)
もうちょっと詳しく言うと
日本では、この家々は日頃から何かと付き合いが多いので、
助け合いや共同の作業を行ってきました。
でも、実際には、
真向かいの3軒と左右両隣が助け合いをしていたかというと、
そうではありません。
つまり、
この『向こう三軒両隣』というのは
近隣の親しい関係を象徴する言葉ということになります。
では、どうしてこの近隣組織が組まれたかというと、、、
江戸時代の5人組に由来するものだそうです。
その後、
戦時体制下の昭和15年頃、
従来の近隣組織を再編成して、
『隣保班(りんぼはん)』というものが正式に設けられました。
いわゆる『隣組』と呼ばれるものです。
これは10軒前後の家々によって組織されて、
様々な事を行う際にお互いに助け合うようにと法的に決められたのです。
各地域にある『組組織』は
地域での取り組みではなくて、
日本国の取り組みだったんですね~!
戦争が終わると、
この『隣組』制度は徐々に衰退していきますが、、、
それでもその機能的なものはしっかりと受け継がれていったんです(*^^*)
今では生活の助け合いなどの風潮は
さほど見られなくなりましたが、それでも特別な時には集まっています。
その代表的な例として、お葬式での手伝いなど、
近所の方が受付や案内をすることが多いです。
ということで、
写真のワンちゃんは、ご近所の「ジェイ君」
青羽美代子オフィシャルサイト
ブログUPしました(^^)/
http://miyokofficial.com/blog/5595