カフェトークの皆さん、こんにちは。タイ・バンコク在住のバイリンガル講師、Keiko Davyです。コロナウイルスのニュースが毎日のように報道されていますが、終息する兆しがまだまだ見せませんね。今日はタイの様子をお伝えしていきます。

タイでは、2週間ほど前から感染者数が60ぐらいだったのが今は1000人以上にまで膨れ上がり、それに伴いバンコクではまずはバーや娯楽関係の場所が閉まり、この日曜日からはデパートやショッピングモール、レストランが閉まるということになっていました。そして、今日、とうとう非常事態宣言が発令されました。（英語ではThe state of emergency was declared/activated. のように表現します）

非常事態宣言が発令というのは、プラユット首相に国のレベルで外出禁止、集会の禁止、交通路や交通機関の制限や禁止、特定の建物への立ち入り禁止、市民への退去命令など出せる権限を与えるというものです。今日から外国人の入国が完全に禁止になったと聞いていますが、それ以外は変化がなくきていてほっとしています。

皆が一番気にしているのは外出禁止 curfew が設けられるかどうかというところです。でも今日も111人の感染者が出たということなので、このまま行ったらそういうことになるのでは…と予測しています。そのせいでスーパーは連日 hoarders 買いだめをする人たちで混んでいます。品薄なものもありますが、とりあえず昨日の時点では必要な物は買えました。

国のロックダウンがあってから1週間が経つマレーシアのペナンに住む生徒さんは、買い物に行くと品薄でお肉とかも手に入らない、新鮮な野菜もないと嘆いていました…。輸送機関まで止まってしまって買いだめができない新鮮な食べ物が手に入らないと本当に困りますよね。さて、どうなるのかとても不安です。

興味のある方は、詳しくはこちらのニュースからどうぞ↓
https://thethaiger.com/coronavirus/thailands-state-of-emergency-infographic