先日ある生徒さんのレッスンで、「あれ?この曲5ページもないのになぁ」と思ったら、前回のフィードバックを譜面台の下に貼ってくれていました。
本当はその場で言われたこと、伝えたことが、そのレッスンの後で書き出せることが理想です。
でも、長い時間のレッスンで山ほどの注文をしたとき、まだ「その場で覚える」ことに慣れていない生徒さんだったり、いろんなことを考えてフィードバックは書いています。
演奏するときには、技術的ないろんなことを、無意識にできることが目標です。
その手前の段階として、意識してできることが必要です。
そのさらに前の段階として意識することそのものが大事ですね。
実際、その生徒さんはある問題点が2週間で大きく改善できました。あと一歩。
どんな練習でも、全部正しく、もしくは正しい方向を向いて行わないと勿体無いです。
たまーに、なんにも変わらない1週間を過ごしてしまうこともあるかもしれませんが(苦笑)
それはよくないことです。
そういうときは、意識する努力がない時でしょう...
ジャンルを問わず、どの先生方も生徒さんが努力をする前提でレッスンをされていると思います。
フィードバックは熱の冷めないうちに、その日のうちに読んで、復習しましょう。
それをしてもらえるだけで、お互いに楽しいレッスンを過ごすことができます。