父の愛 父の日に寄せて スピリチュアルライフマガジン前世編
??17日は父の日でした。父の日に気づかせてくれるようなシンクロがありました。
??赤ちゃんと仕事の悩み
不妊と仕事の相談でいらした30代のEさん。ピアノが大好きで、仕事にしたいと思いながらも、なぜか仕事にするのことに前向きになれずに過ごし、まったく違う仕事をしていました。
結婚して3年、姑さんから孫をほのめかされ、しかし、まだ赤ちゃんができません。
??前世リーディングをしました。
?? ピアノが得意だった前世
帝政ロシアの終わり頃、現在のサンクトペテルブルク近郊の貴族の家の娘として生まれ、ピアノの演奏を楽しんで育ちました。父は芸術を愛し、文学を愛しました。父は娘をとても大切に育てました。
ロシア革命にともなう混乱で、農村部に疎開。街が荒れ、美しいものが破壊されていく悲しみが、Eさんの前世の女の子の気持ちに残りました。ーピアノを弾くと悲しくなるのは、この記憶です。
??ピアノで父を癒す
内線が終わり、家族は、屋敷に戻りましたが、父は変わりゆく近代化のなかで、貴族という生き方が、わからなくなり、厭世的になり、人が変わってしまい、心を病みます。成長したEさんは、父のために勇気をふりしぼり、ピアノを弾きます。その音色、娘の愛で、父は少しずつ心の安定を取り戻します。ーEさんはピアノが人の心を癒すことを知りました。また父娘の愛の絆も学びました。
??父を失った悲しみ
しかし、変わりゆく時代の波に乗って生きていくことができなかった父は、病を得て40代で亡くなります。
ーEさんは最愛の父を失い、「家族はうしなわれるもの」とまちがった学びをしました。またピアノで父を救えなかった後悔から、自分の演奏を信頼できなくなり、その後ピアノをやめてしまいました。ーピアノ教師へのためらいと、不妊の原因がここにありました。
??「赤ちゃんになって生まれてきます」
Eさんは、前世リーディングがはじまったこれから、魂で前世を感じられて、ずっと泣いていらっしゃいました。しかし次は私も、泣けました。
Eさんのご主人のお父さんは、10年前に他界されていました。なんと、このご主人のお父さんこそ、前世のEさんの父だったのです。亡くなられた年齢も、前世そのものです。
知性を使った専門職をされていました。かつて貴族として知的階級だったお父さんのプライドが選んだ仕事に感じられました。
愛しあった父娘は、今世再会を望んでいたはずです。
亡くなられたお父さんの魂は「赤ちゃんになって生まれてきます」と教えてくれました。男の子として、今度は母と娘になって。時期も教えてくれました。それにはまず先に、ピアノ教師をめざすことをしてほしいと、お父さんの魂はお話になりました。前世のやりなおしです。
お伝えしながら、Eさんは号泣され、私もいっしょに泣いてしまいました。
??父の日ギフトのスピリチュアルカウンセリングをさせていただきました。
おととい山法師の花に出会いました。私の父は日本画を愛し、自分でもたくさんの作品を残しました。私がハナミズキとまちがえていたら「山法師というんだ。この花は今度に描きたいな....」と教えてくれた父の言葉がよみがえりました。残念ながら、父は、山法師を描くことなく他界しました。父の日ギフトです。父は天国で山法師の絵を描いているでしょう。きっと。
前世リーディングは、スピリチュアルカウンセリング40分、60分でレッスンさせていただきます。
スピリチュアルカウンセラーKeiko