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Cafetalk Tutor's Column

Tutor kuro 's Column

国語の偏差値が4ヶ月で10アップした例

Apr 16, 2018

金沢に行ってきました!都市のどまんなかにある用水路が、とてもきれいでした。

さて、カフェトークをはじめて約1年、受験シーズンを終え、新たなシーズンを迎えることとなりました。

この春、見事合格を勝ち取った生徒さんからご連絡をいただくこともありました。もちろん、全員が望みどおりの結果ではありませんでしたが、総じて勝率は高いです。

先日も、うれしいご報告をいただきました。中学受験の国語を継続的に見ていた生徒さんの国語の偏差値が、担当させていただいてから4ヶ月くらいで50台後半→62.9→65.7→68.9と、約10ポイント以上アップしたとのことです。

成績アップはもちろんご本人の成果ですが、こちらも嬉しいです。

その生徒さんとやっているのは、公開模試の復習です。


・なぜこの問題を間違えたのか

・間違えた問題には、どういう論理構造があったか
その論理構造は、以前復習したときにも同じようなものが出てきていなかったか
・正答率が高い(低い)ときには、本文中の根拠はどのような位置関係にあることが多いか
・この問題は取るべき問題か、後回しにすべき捨て問か
・設問文中に、解答のヒントがなかったか

などなど、徹底的に分析していきます。


そして継続的なレッスンによって、本当の効果が発揮されるのはこの赤字部分の検証ができること!これに尽きます。


文章の論理構造は、読者に伝えようと書かれている以上シンプルなものなのです。でも、解答のときにそのシンプルさが見抜けなかったりします。でも本当はシンプルだったのです。じゃあ、次回、それを本番中に見抜くにはどうしたら良いか、を考えていきます。


また、

「どの問題が難しく、どれが簡単なのか」を見抜く力も大切です。教える方は正答率の結果が出ているので教えやすいです。しかし、その問題を初めて本番中に見て、判断しなければならない受験生は大変です。

点数を取る上で、大事なのはそういったところなのですが、そこまで僕が60分で話したとしても、その上で、生徒さん本人が自分の頭で考え抜かない限りは身になりません。

今回、生徒さん自身がしっかり考えたことで結果がついてきたのかなと思います。

今回はうまくいった例をご紹介しましたが、今まさに戦っている生徒さんもいます。担当する生徒さん全員、このまま順調に行って欲しいです…!

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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