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Cafetalk Tutor's Column

Sachiko 講師のコラム

反復法といったレッスン方法

2011年12月12日

英会話のレッスンと言っても先生によって教え方は様々ですよね。そんな中で私がレッスンで一つポイントにしているのは「反復法」 です。反復法とは、イギリスのカランメソッドが元になっている方法で、イギリスの多くの語学学校で使われている方法です。

生徒さんで多いのが「言っている事はなんとなく分かるのだけれど、自分から話す事が出来ない」といった方々です。では、自分から話すスピーキング力を付けるにはどうしたら良いか?その手助けになるのが反復法です。

例えば、日本の学校ではDo you like fish?」 といった質問にはYes, I do. 」 と答えると教わりますが、私のレッスンではYes, I like fish.と生徒さんには全文で答えてもらいます。

なぜかと言うと、これが少し長い文章、例えば現在完了形(経験)」を使った

Have you ever been very drunk?    今までにすごく酔った事はありますか?

といった質問に

Yes   はい 

だけで答える事は簡単です。そこをあえて生徒さんに全文で

Yes, I have been very drunk   はい、私はすごく酔った事があります

 
と答えるようにしてもらってます。

もちろんレッスン中にはスカイプのチャットボックスに質問の文を書きこみますので、それを見ながら答えてもらいますが、二回目のレッスンでは復習として、質問文を見ずに同じ質問に答えてもらいます。

そうすることで、質問の内容を覚えようとする事からリスニング力アップに繋がる他、自分から英語で文を組み立てて話す事に慣れ、スピーキング力にも繋がってきます。

ただ、質問に答えていくだけのレッスンですとつまらないので、生徒さん一人一人の生活になるべく合う様な質問にしたり、楽しい話題をなるべく入れるようにして、実際の生活に繋がっていくようなレッスンを心がけています。

 英会話って、少しパズルのようだな、と教えていてよく思います。主語、動詞、他にも色々なピースがあって、それを頭のなかでパパっと組み立てる。
それが難しい、と思ってしまいがちな方に、リラックスした雰囲気で楽しく感じれるように心がけてレッスンを行ってます。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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