楽器を習えば誰しも、うまく弾きたい、と思ってくれると思います。
しかし、うまく弾く、とはどういうことでしょうか。
ヴァイオリンをうまく弾く・・・たとえばある人は物理的なことから考えはじめます。
楽譜に書かれた音高、音程と音価を正しく弾けばいいんだ。
それはできた!しかし・・・なんか違う。
あー、音色が汚いんだ。綺麗にしなくちゃ・・・
これもできた・・・でもなんか違うぞ。
あー、本当に美しい音というのは、そこにふさわしくないといけないんだ、ふさわしいってなんだ?フレーズ?・・・
どんどん感覚をつなげていくことになります。考えも、耳もそれに従って育って欲しいと願っています。
それが、こだわりだったり、その変遷だと思います。
そういう、こだわりがあると、楽器や音楽の範囲を超えていろんなことが繋がると思っています。
その先を見据えたヴァイオリンの女王のメッセージは重たい言葉です。。
ミュージシャン、って言ってますけど、プロとかソリストとか、アマチュアとか限定してませんからね笑。
音楽を弾く、あるいは聴くときでさえ、大切なことをおっしゃってます。