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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Machika 's Column

呼吸法のススメ

Jan 22, 2018

新しい年になり、忙しい毎日が続いている方も多いのではないでしょうか。あわただしい毎日の中で、心身を緩め、リラックスさせる時間はとっても大切。それが一日たったの10分、15分でも、精神のリセット時間を持つことはストレス対処法の基礎となります。
 

睡眠にも影響

ついつい仕事のことややらなければいけないことばかり考えてしまって、なかなかホッとする時間を取れない方は多いと思います。あまりの忙しさに、夜寝る時もいろいろなことが頭に浮かび、ゆっくり休めない、寝た気がしない、寝つきが悪いということになっていませんか?あまりにも忙しい毎日を送っている人は、知らず知らずのうちに心が「焦り」に支配されることもあります。休むべき時間ですら休めなくなっていき、負のサイクルに陥ります。
 

呼吸が浅くなる

焦ってばかりいると、無意識のうちに対戦モードである交感神経ばかりを活発にさせ、呼吸も段々と浅くなってしまいます。不整脈になったり、心臓が突然ドキドキしだして動悸がおさまらない、ということもありえます。心と身体が「もう動けない」と悲鳴を上げる前に、一生懸命走り続ける心身を呼吸法で休憩させてあげましょう。長く安定して走り続けるには、上手に休むことも重要なカギです。
 

スキマ時間で呼吸を整えよう

少しの時間深い呼吸を意識するだけでも、脈が整ってきます。焦りの習慣に陥っていると、腹式呼吸をしようとしても難しくなることがあります。普段の呼吸が浅いので酸素欠乏の状態になっており、「お腹を膨らませて、息を吐いてー」と考えているだけで、ひどく苦しく感じるのです。そういう時は、無理をせずに、できるだけ息を長く吐くことだけを意識してみます。ろうそくの火を消す時やタンポポを吹き飛ばす時のように、少しずつ長く息を吐くようにするだけ。吸う時間はご自分に合わせてください。あまり苦しくない程度に、少しずつ吐く時間を長くしていきます。お腹を意識する必要はありません。しばらく続けて慣れてくると、体や手のひらが温かく感じられます。そうするとリラックス成功です。意識しなくても、リラックスして呼吸法を実践できるようになれば自然と腹式呼吸になっているはずです。この方法なら、オフィスの中でも人と会っていても相手にわからない仕方で自分を落ち着かせ、リラックスへ持ち込めます。心身が少し緊張しているな、少しイラッとしたな、疲れたなと感じたら、その場で2、3分実践してみてください。

がんばりすぎてしまう人にこそ、毎日の少しの調整が必要です。心身に大きな影響がある自律神経を整えて、心を安定させていきましょう。

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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