今回も発音レッスンにて生徒さんにお渡ししている音声ファイルの中からその一部をお聞きください。ただ今回の内容は発音に関してではなく
ネイティブのように話せるようになる
とはどういったことなのかを短くまとめています。
レッスンをしているとネイティブ級の英語になるのはまるでスイッチを押すかのようにある日突然起こる現象、と考えていらっしゃる方が多いような気がします。Nothing can be further from the truth.(=これほど間違ったこともない)とはまさにこのことでしょう。
言語の習得は階段を登るのと似ています。段階があり、幾つかの段はスキップできても全てを「すっ飛ばす」ことは不可能です。階段を登る速度を上げたければ練習・実際の会話をするしかない。一方で「いや、そんな苦労はちょっと・・・私時間ないんです。一気に登れるエレベーターのようなものはないのですか?」という質問をしばしば受けます(もちろん実際の言葉遣いは異なりますが)。こういった考えをする方は例え上手になっても(ありえないのですが)どうして上手くなったのかを理解することはないでしょう。
講師があなたの上達を決定づけるのではありません。ベストセラーの参考書でもありません。あなたの英会話力を高める唯一の秘訣はあなたがどれだけ英語に触れているか、なのです。
Rintaro
2016年 6月 22日
hal1さん コメント、ありがとうございます。近道はあるのですが、それは多くの方が想像しているものとは違う、ということですね。ですのでHal1さんがおっしゃるようにその過程を楽しめないと苦痛になるどころか続けることができなくなってしまうでしょう。「伝えいことがどれほどあるか」、これは非常に重要です。どれだけ立派な道具を揃えても何を描くか、料理するか、どんな英語を話すか、その根本的なアイデアがなければまったくいみがなくなってしまいますので!重ねましてコメント、ありがとうございました。
hal1
2016年 6月 21日
確かに、近道(short cut)は無いですよね、ただただ過程を楽しむembracing thr proses。確かに、時間も費用もかかるのです。「でもさ、いずれ、スマートホンで自動翻訳が出来きるようになるから!」と言う人も多いです。事務的会話は出来るかも知れませんが、コミュニケーションは自動翻訳で可能でしょうか? 最近思うのは、伝えたいことがどれ程あるか、それがモチベーションにもなりスキルアップに繋がると思っています!