国際女性デーに思うこと

Mama Eri

こんにちは。

3月8日はInternational Women’s Day(国際女性デー)でした。
イタリアは、この日はミモザの花を女性に贈るそうです。
私の住んでる街では、朝からお花屋さんがミモザの花束を並べたり、近所のBARも小さなミモザの花を飾ったり、黄色い花束を持った女性をたくさんみました。
近所のスーパーで「Auguri(おめでとう)!」と言われて小さなミモザの花束をもらいました。
美術館も今日だけ女性は無料で入れるところがたくさんあったので、イタリア人のおばさん達の列に一緒に並んで3つの美術館を巡ってきました。
女性でいることを嬉しく思える日、祝ってくれるイタリアいいなと思います。
みなさんの街では、何か女性向けに特別なことはありましたか?

先日、女性の自由が認めれられていない国からきている語学学校のクラスメイトに
「日本人なのに、なぜイタリアに来たの?日本は女性が安全に暮らせる国でしょ?私があなたの国に生まれたら、国外には出ないわ。」と言われました。
ものすごく重い言葉で、ショックでした。
おそらく教育事情の影響もあり、彼女は英語がまったくわからず、最初の頃は先生やクラスメイトとも意思疎通が難しく、怒って出ていってしまったこともありました。
私が日本人と分かると次第に心をひらいてくれて、お互いたどたどしいイタリア語とgoogle翻訳を使って、なんとか会話をしています。

日本もまだまだ女性の社会進出に成長の余地が大いにありますが、自由に発言ができて、一人で自由に動きまわることができる。教育を自由に選んで受けることができる。
そんな日本人の女性で生まれてこれたことに感謝をしなくては、と思う出会いです。
海外にいると、島国の日本ではなかなか出会うことのない人や行事との出会いがたくさんあり、たまに出会いの洪水のような状態になります。
疲れるときもありますが、期間限定の駐在生活、出会いに臆病にならないで、可能な範囲で好奇心を持って
色んな人と話そうと思って過ごしてます。
彼女の母国のことのような、悲しい話もありますが、同じ地球に生きてる仲間なので、寄り添って話を聴いてみる、それもまた人の痛みを知るきっかけになりますね。

では、また^^
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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