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Cafetalk Tutor's Column

June_ 講師のコラム

英語の敬称について

2023年11月19日

こんにちは!英語講師のJune_です(^^)
先日イタリアの医療ドラマ「DOC  あすへのカルテ」を見ていたらこんなセリフが出てきました。
「必要なのは賢い医師じゃない。人の話を聞く医師だ。」
医療と教育は目的は異なるものの、どちらも人に寄り添うという意味では重なる部分が多いなあと感じたりします。
 
ところで、皆さんは「Dr.(ドクター)」と聞くとどのような方をイメージしますか?
日本では医師や歯科医師の方を思い浮かべる方も多いと思いますが、英語ではそのような職業以外の方の敬称として用いられることも多くあります。
博士号を有する人につける敬称なので、お医者さん意外にも用いることができるんです。
例えば、ドラマ「クリミナル・マインド」に出てくるDr. リードは、博士号を3つ(!!)持っているためこのように呼ばれています。
「捜査官」という意味を表す“agent”ではなく、あえて“Dr.”をつけて呼んで欲しいと初対面の相手に言うエピソードがあったと思います。
 
同じように日本語では「先生」という敬称がいろいろな職業に使えますが、英語の敬称の使われ方は日本語と少し違いますので注目してみると良いと思います。
このように言語の使われ方の違いに目を向けてみると、考え方やどこに重点を置くかという違いが見えてきて面白いですね。

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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