こんにちは。
もう6月も後半戦ですね。
今日のテーマは、「受験の天王山」に向けて、夏休みまでに勉強の仕方を確立したい!です。
6月から夏休みまでの期間は学校行事も目立ったものはなく、勉強に向き合いやすい時期かと思います。
この時期は、夏休みに向けての助走期間として大切な位置づけです。
夏休みは「受験の天王山」とよく言われます。
勉強の仕方を知っている受験生にとっては、まとまった勉強時間を確保できる、またとない機会です。
夏休み期間を有効に利用するためには、夏休みが始まる前に勉強の仕方を確立しておくことが理想です。
なぜなら、多くのケースで、勉強の仕方を確立しないまま、なんとなく夏休みに入ってしまっているからです。
夏休みが大切と言われても、受験生の大半はその事実はわかってはいるのですが、何を勉強したらいいのか、そもそもわかっていないことがほとんどです。
「勉強って何をしたらいいの?」
「夏休みの過ごし方がわかりません」
「とりあえず好きな科目をやっています」
「勉強しようと思ってたんですけど、眠くなって寝ちゃいました。あっ、推し活が、、、」
せっかくの夏休みがこれでは勿体無いかなと思います。
夏休み前に、この課題と苦手なここをやって、、、というようにビジョンをある程度持っていないと、夏休みに突入しても、思うように勉強ができません。
気づくと夏休みが終わってしまって、あれっ?と言う状態で受験直前期の9月に突入してしまいます。
夏休み、何してたんだろ、、、ということになりかねません。
そうなると物理的(偏差値的)にも、精神的にも、ストレスがかかってきます。
自分を責めてしてしまったり。
そのような事態を防ぐためにも、夏休みに思いっきり納得のできる勉強するためにも、夏休みが始まる前に、勉強の仕方・何をしたいのかを確立しておきましょう。
ただこの時期は、学校や塾がある時期でもありますので、長時間まとまって勉強するというよりかは、夏休みにいかに集中して勉強できるかの土台作りの時間という捉え方がいいかと思います。
例えば算数で言うと、
低学年であれば
・先取り学習をするのか、
・どの問題集を使うのか、はたまた自分に合った参考書はどれなのか?
・誰に教わるのか、それとも一人で自習した方が捗るのか
・どんな解き方だと効率がいいのか
・何時間勉強して、何分休むか
受験生であれば
・思考系の問題を多めでいくのか、基礎問題中心でいくのか
・過去問を使うのか、参考書を使うのか、参考書を使うのであればどの参考書を使うのか
・算数は朝に解くのか、夕方に解くのか
・休憩はいつするのか、息抜きはどうするのか
・塾の自習室で勉強するのか、家で勉強するのか、優良自習室を使うのか
これらをざっくりと決めた上で、夏休みまでに実際に試行錯誤していくといいでしょう。
これで行こうと計画を立てても、現実的には完全にその通りにこなせると言うことは少ないです。
ここがうまくいかないな、この部分はもう少し変えてみよう、、、そういった模索期間だと捉えて、夏休みに一番効率よく動くことのできる道筋を探しておくと、夏休みに入ってからの右往左往が減ります。
質の良い勉強の仕方を見つけようくらいの軽い気持ちで、隙間時間の時で構いませんので、探してみてください。
そして、もしその上で余裕があるのであれば、これなら夏休み、充実して過ごせそうという、リスト作りをしてみましょう。
大切なのは次の2点です。
・何をするかのおおよそのリストを作ること(ex.この問題集の基礎編を仕上げる!など)
・効率の良い勉強の仕方を探すこと
ただ、大切なのは、ある程度ざっくりで良いということ。
一番肝心なのは中身の勉強だからです。
リスト作り、スケジュール作りに大半の時間を費やして、肝心の勉学が疎かになってしまっては本末転倒なので。
あと欲を言えば、ちょこっとご褒美タイムや自分の好きな時間も、スケジュールに組み込めれば、理想的。
あまりにしんどく達成不可能なスケジュールだと、やる気が出ませんので。
くれぐれも達成不可能な計画にはしないようにしてください。
続きません。
これならできそうかなという範囲でお願いします。
もし、自分で判断がつかない場合は、信用できる学校の先生や塾の先生、家庭教師の先生に相談しても良いかもしれません。
夏休みに突入する前に、下準備ができていると、勉強にも取り掛かりやすくなります。
無理のない範囲で、この時期は少しずつ夏休みに向けて戦略を練っていきましょう。