ライティングに注目した英検対策レッスン新設に伴い、コラムで英検を取り上げています。
過去問研究 ライティング編 第4回です。
以前にも触れましたが、英検ライティングの難しさの1つに、agree / disagree の立場をどう判断するか?という問題があります。
何を議論するにも、yes / no 判断の白黒をつけることを重視するディベートではなく、合意形成を求めがちな日本人としては、その時点で難しさを感じてしまいます。
英検ライティング対策の模範解答は、自身の意見が中立であっても、どちらかの立場をとり、相手の立場の意見をねじ伏せる意見を打ち出すことですが、お互いの立場を認め、それでも、自分の立場を推す理由をやんわり述べる。というのも、1つの答え方として有効です。
ポイントはトピックに対し、完全に同意でも、完全に反対でもないか正当な理由をきちんと意見として述べることができれば失点につながらないということです。
では、今日のトピックです。
準1級:2021年第1回
Agree or disagree:Big companies have a positive effect on society.
【大企業は社会に良い影響を与える】
余裕のある方は、ノーヒントでトライしてみてくださいね。
【作文の作り方】
①自分の意見を表明する:賛成/反対/中立
②一般論を述べる中で、間接的な理由を述べる
③結論として、意見に対する直接的な理由を述べる
④(文字数が不足する場合)関連した内容を付け足す
【関連トレーニング】
①企業の役割(CSR)について考える → 日本語
②身近な企業におけるCSRに対する具体的な取り組みについて調べてみる → 日本語
③大企業と中小企業の格差について考える → 日本語
④①②③で集めた情報をキーワードに分解する → 英語
⑤④で収集したキーワードとpointsを使って一般論を組み立ててみる → 英語
⑥賛成・反対・中立の3つの立場で作文に挑戦する
【作文例】
というわけで、過去問研究(ライティング編)いかがでしたか?
英検特化レッスンの
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では、次回もお楽しみに!
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