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Cafetalk Tutor's Column

chura 讲师的专栏

聞き分けのいい人はやめよう

2020年6月3日

ひょこ!っと顔を出し、
 
彼は窓の外で立っていた。
 
 
 
 
 
今日も抜け出してしまった、、、
 
 
 
そんな事をつぶやく彼は、
 
最近よく学校を抜け出して顔を出す。
 
 
 
 
 
学校でも、家庭でも行き場のない彼にとっては、
 
唯一の行き場なのかもしれない。
 
 
 
 
 
そんな彼をどうにかしてやりたいと思い
 
話に耳を傾ける。
 
 
 
 
 
「学校で嫌なことがあって抜け出した」
 
 
 
感情的になり学校を飛び出すも、
 
時間が経つにつれて落ち着いてくると、
 
罪悪感に襲われる。
 
 
 
 
 
彼自身ほんとはわかっているんだ。
 
 
 
自分がやってしまった過ちを、、
 
 
 
 
 
そして次にくるのは
 
 
 
「怒られるから学校に行きたくない」
 
 
 
という気持ちになる。
 
 
 
 
 
私自身本音をいうと、
 
 
 
 「嫌だったら行かなくていいよ」
 
 
 
と言いたい。
 
 
 
 
 
けど仕事上その言葉はタブーである。
 
 
 
 
 
本音と建前のジレンマに襲われながら、
 
話をひたすら聞く。
 
 
 
すると、
 
学校に行く気になってくれる。
 
 
 
 
 
でもまた繰り返すんだ。
 
 
 
同じ事を、、
 
 
 
 
 
いつになったら学校を抜け出さなくなるんだろう?
 
 
 
 
 
答えは自分で見つけてほしんだけど、
 
今日はいつもと対応を変えてみた。
 
 
 
 
 
 「俺明日絶対に学校に行かないよ。
 
 怒られるから。」
 
 
 
その時私の口から咄嗟に出た言葉は、
 
 
 
 「じゃあ学校に怒られに行きな!」
 
 
 
その言葉を聞いた彼は苦笑いをしていた。
 
 
 
 
 
正直意外な反応だった。
 
 
 
反発してくると思っていたけど、
 
そんなことはなかった。
 
 
 
 「どこか彼に気を使っていたんだなぁ」
 
 
 
ふとそう感じた。
 
 
 
 
 
知らず知らずのうちに、
 
彼にとって、
 
何でも話を聞いてくれる
 
都合のいい大人になっていたんだと思う。
 
 
 
 
 
それはもう今日で辞めよう。
 
 
 
そう心に決めました。
 

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