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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Ria.Y

【私の人生哲学】卒業生からの衝撃的な一言…“先生の歳からじゃ無理だよ“

Weekly Topic: What is Your Life Philosophy?

May 31, 2020

みなさん、こんにちは!

日本語教師のRiaです。 

 

今日は、今週のトピックである【私の人生哲学】 について書いてみたいと思います。

 

私の韓国語学習のやる気に、文字どおり「火をつけた」!!

一言についての、お話です。

 

私は現在、日本語学校で教師として働いているのですが、

数ヶ月前、卒業生2人と一緒に食事する機会がありました。

 

美味しい火鍋を囲んですっかり気分も良くなった頃、1人の卒業生に、

「先生はこれからまた、新しい言語を勉強しますか?」と聞かれました。

(この卒業生は、私が今までフランス語やイタリア語、韓国語を勉強してきたことを知っていました)

 

 

すると私が答えるより先に、もう1人の学生が、笑いながらこう言ったのです。

「◯◯さん、先生の歳からじゃ無理だよ〜」

 

まだ、二十歳そこそこの卒業生。

十代の頃から日本語の勉強を始め、一定の会話力を身につけた彼から見れば、

充分「大人」である私のような年齢から新たに語学を始めることは、無謀な挑戦に思えたのでしょう。

 

この日、この彼の言葉を聞いた後、自分がどんな言葉を発したのか、実は記憶にありません。。;

 

 

ちょうど韓国語のレベルが初中級に差し掛かり、中級の壁を越えられずに苦しんでいた私に、

グサリと深く突き刺さったのでした。

 

「もっと前から勉強を始めていれば、今頃韓国語がペラペラになっていたのかな。。」

何よりも、自分自身がそう思っていたことも事実です。

 

一週間後、韓国語の先生にその話をしたところ、一緒になって憤慨してくれました。笑

 

それでも悔しさが忘れられず、次の週私は、とある韓国語学校の「48日間短期集中コース」に申し込みました。

そして一週間に4日、124時間×48日、集中して韓国語を勉強したのです。

卒業生を見返してやりたい!!という気持ちで、怠けそうになったときはいつも卒業生の言葉を思い出し、自分を奮い立たせていました。笑

 

結論から言うと、その48日間で、韓国語が「ペラペラ」にはなりませんでした(当たり前ですね笑)。

でも、確実に韓国語力は伸びました。語彙や表現の幅が広がり、話す速度も少し上がりました。

そしてこの「(ペラペラじゃないけど)伸びた!」という実感が、

自分自身にもう一度、自信を取り戻させてくれました。

 

 

今現在、語学学習で悩みを抱え、もっと早くから始めておけば良かった、、という悩みをお持ちの方へ。

今を基準にして、その先を見れば、「今日が一番若い」!!

昨日の自分、去年の自分、5年前の自分を振り返って後悔するより、

今日のフレッシュな自分を見つめ、新しい「今日」が来る度に、挑戦し続けること。

 

それが私の「人生哲学」です。

私の韓国語学習の長い旅は、まだまだ続きます!!

 

This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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