私の人生哲学: 人はいつでも変われる!
Weekly Topic:
What is Your Life Philosophy?
May 31, 2020
今回は、事務局からのお題で。
私の人生哲学・・・・以前はいろいろな本とか、人の考えに影響を受けてて、いろいろな考え方や学びを自分のノートにびっしりメモしてたりもしていましたが・・・
いま思ったことは、人はいつでも自分を変えることができる、ということです。
もっと正確に言うなら、「本来の自分でベストな自分に近づくために」いつでも、そのあり方を変えることが可能ということです。
最近よくある「なりたい自分になる!」というフレーズ、あれは、やはり私たちがそれぞれ持って生まれたもの、与えられたものを存分に活かす形で、というのが前提になるので、もともとないものを手に入れるとか、ヒマワリがバラになるとか、そういうことではないと思っています。
そして、なりたい自分というのは、自分が良い状態でメンテナンスされていれば、ちゃんと内側から湧き上がってきます。なぜなら、私たちは本来のあるべき自分の姿を知っているからです。
私自身のことで言えば、若い頃はいつもないものねだりばかりしていました。
そのないものねだりの中で、自分にとって必要でないもの、相応しくないものは「なりたい!」と頭で思っても叶わなかったし、いっぽうで、本来の自分に正しいことはあれれれ??!という感じで叶ってきました。
もともと海外とはまったく縁のない環境・生い立ちであったにも関わらず、社会人になってから本気で取り組んだ英語を使って仕事をし、つねに外国人と触れ合う環境に身を置いてきたことも、今思えば、幼いころにそのかけらのような兆候はありました。
母が全巻そろえてくれた、「日本むかしばなし」と「グリム童話集」。
私が心惹かれて何度も読んでいたのはグリムのほうだったんです(笑)。
昔から宗教的なものにも心惹かれていたのですが、神社やお寺も好きだけれど、大好きだったのはキリスト教の教会。小学生の頃、住んでいた近所にある教会の鐘が夕方になると音をならすとき、子供心に癒されていたのを思い出します。
そして40代になって私はイタリアへ行きました。
私の人生は30代の前半くらいまでは、親や社会から与えられた常識や観念に縛られて生きていましたが、後半から加速して、そこから飛び出すための出来事が起き、それはたいていつらいことだったりするのですが、それをきっかけに、いつも、のちに自分にとって大切なものとなるものや人に出会っています。
ヨガと出会ったのは30代後半でした。
まさか自分が教えたいと思うようになるとは思ってもおらず、ただもっとヨガを学びたくてティーチャーズトレーニングを受けました。
冥想をするようになってからは、潜在意識が少しずつクリアになり、感情の解放も時間はかかりましたができています。そして本来の自分に近づくためのイメージングも毎日していて、何が必要で何がそうでないのか、より明確になってきています。
人は、いつでも、いくつであっても、自分の生き方・あり方を変えることができます。
また、自分らしくない生き方を長くしていると、どこかで「強制的な」負荷がかかって、軌道修正をさせられることが起こります。
そのとき、勇気をもって自分と向き合うこと。
心惹かれるものがあったら、頭で考えるより先にとにかくそれにのめりこんでみること。
心惹かれないのに取り組んでいて、つらいことは、できるだけ別の、もっと楽しいことや楽しく取り組める方法に変えてみること。
今私はイタリア語とフランス語の復習をしています。
カフェトークさんでのイタリア人とフランス人の先生とのレッスンも再開する予定です♡
なぜ勉強するのか?具体的な理由はないけれど、なんとなくイタリアとフランスにまた戻ると感じているからです!!
皆さまも、今目の前の現実にふりまわされず、どうぞご自分の内側から湧きおこることに素直に行動してみてください。
冥想・ヨガ、その他レッスンでお待ちしています☆
This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.