「遺族外来」という言葉を初めて聞きました。
埼玉医科大のがんセンター内に開設され、
がんで家族を亡くされた遺族の方が対象のようです。
家族を失った悲しみを抱え、
周りの人たちに「いつまでも落ち込んでるんじゃないわよ」
など心情を理解されないことを言われるストレスを受け、
さらに、相続などの手続きをしなければいけない
という問題も発生します。
私たちは普段、高齢者の方たちに
相続の手続きのスケジュールを説明することがありますが、
とてもタイトなのです。
この遺族外来の記事を読んで、
相続のスケジュールは遺族の方たちの気持ちを
全く考えてないと思いました。
このスケジュールは身も心も元気じゃないとできないスケジュールです。
ただ、納税など様々な手続きも確かに大事なものなので、
いざ相続が発生した時には、遺族に変わって粛々手続きを進めてくれる専門家を
普段から見つけておくことが大事だと思いました。