投資信託には、分配金ありのタイプと
分配金なし(再投資)のタイプがあります。
分配金ありのタイプは
資産の取り崩しだから、
選んではいけないという人が多いのですが、
本当にそうでしょうか。
分配金ありは確実に現金を回収しているということです。
今のように下落相場になった時は、
むしろ、分配金ありの方が安全です。
個人的にもいくつか実験をしていますが、
分配金ありの方が成績がいいです。
まめに相場を見ている人なら
どちらを選んでもいいと思いますが、
忙しくて見ていられないという人は、
気が付いたら下落相場になっていたということも起こります。
実際にお客様から資産を預かって運用の仕事をしている人にも
聞いてみましたが、
特に高齢者の場合には分配型を勧めることもある
と言っていました。
高齢者の場合、資産を殖やすだけが目的ではないからです。
年金だけでは足りない分、
ちょっと生活を楽しむ分として、
定期的にお金が入ってくる方法としていいからです。
では、自分はどういう選び方をしたらいいのかは、
今持っている資産とか、目標とか、リスク許容度などで変わってきます。
そういう相談に乗るためにFPがいます。
金融機関の窓口ではなくて、
ぜひFPに相談してみてください。