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Cafetalk Tutor's Column

Rubrica di Rie_Takayama

語学習得にかかる費用

Feb 1, 2020

今日から2月です!
こんばんは☆

私は今現在、「マインドフルネスストレス軽減法」というトレーニングに参加しています。毎日瞑想と、身体の感覚に意識を向けること、また1日に何かひとつのアクションでも、自分の心と身体に良い反応を起こすことや、反対に不快な反応を起こすことについて意識していく練習をしています。

忙しい日々の中、なかなか上記のことに「意識を向ける」ということ自体が簡単ではないのですが、まずは1日1日を大切に生きる意識、ひいてはそれが、一瞬一瞬を大切に生きる意識につながっていくことを最近改めて認識しています。

こちらのトレーニングが終わりましたら、皆さんとも学びを共有できるようマインドフルネスを取り入れた語学やコーチング講座を開講していきますので、ご興味ある方はぜひ体験してみてくださいね☆

さて、今日のトピック。
皆さんは語学習得にどれくらい費用はかけられますか?安くて効果的な方法があればそれに越したことはない、と思う方がほとんどではないかと思います。

私はかつて外資系企業や大使館、米国系の非営利の団体などで主に秘書やアシスタントのお仕事をしていましたが、そこで働いていたいわゆる英語ぺらぺらな人たち、はほぼ9割がた留学経験者でした。それも、語学留学ではなく大学を海外で卒業したケースがほとんどで、さらに長い時間を海外で過ごしたとなると高校から向こう、とか、あるいはもともと帰国子女、というケースが多かったです。

自分で言うのもなんなのですが、その中で私はほんとうに少数派の、いわゆる「留学」はいっさいしていなかったケースでした。もちろん、何か専門分野と呼べるものを海外で学んだかどうか、という点は同じ語学堪能でもキャリア形成ではより重要部分ですが、私のように学術的な専門性を求められることのない秘書やアシスタントの仕事であっても、留学経験者は多かったのは事実です。

上記のことから言うと、やはり留学という大きな投資が語学の習得には決定的な要因となっているのは事実でしょう。

ただ、私自身がワーホリでの2か月を除いて語学学校に通ったことはないので、学校に通わないで、また長期間海外で過ごさずに英語を身につけた経験から、今日はその「コスト」についてさくっと書いてみようと思います。

私の場合、一応使える言語である次の3言語については、コストとしては以下のとおりです:

英語: ワーホリ滞在費用約100万円、日本での勉強にかかった費用(主に英語関係の書籍やTOEIC受験にまつわる費用10~30万円くらい?)、これに、人生を変えるきっかけになったアメリカホームステイ費用30万などを入れると150万円くらいという感じです。義務教育で習う英語ですので、そんなに費用はかけたくない、というのは皆さんと同じで私も思います・・・・

フランス語都内某有名な歴史あるフランス語学校に、通算10年くらい通っていました。四半期ごとに刷新されるコースを取らなかった時も入れてです。これでおそらく50~60万くらいでしょうか。これに加えて、プチ留学(バカンスで2週間、パリとニースで語学学校に通った)費用をそれぞれ30万くらいとして見積もると、なんだかんだいって100~150万円はかかっていると思います。もちろん、書籍代、フランス語検定やDELFなどのテスト受験や問題集代もかかっています。

イタリア語:イタリア渡航前に日本で1年間語学コースを取りました。これがおそらくトータル20万円くらい。また、イタリアでは半年間イタリア語学校にみっちり通いましたので、この費用および滞在費も入れると、イタリア語関係は200万円はかかっています。もっとかな^^;

いずれにしても、数年海外で学校に通うことと比較すると、その費用は格段安上がりですけどね!

で、結論です。
語学の習得にはお金はかかります。

かけたからいいってもんでもないのも本当ですが(実際私は日本での勉強費用含め現地滞在費でかなりお金をかけたイタリア語より、10年間日本で勉強していたフランス語の方が自分に馴染んでいます)、お金をいっさいかけずにマスターしたい、というのは少し難しいかもしれません。

日本では公用語に英語を用いていませんし、国内のすべての情報とコミュニケーションは基本日本語です。自然に生活の中で意識すれば身につく、という環境ではないということです。

「そこまでペラペラにならなくてもいい。少しわかればいい」と思っている方もいるかもですが、その気持ちと遠慮がちなニーズが、いつまでたっても英語が上手くならない理由かもしれないです。

言葉の習得には、どんな言葉でもそれが外国語である限り、時間と労力と、そしてお金がかかるんです。時間と労力だけではなぜ習得できないか?たとえばネットですべて学んで(無料で)、独学していたとしますね。
センスのある方ならこれだけでもある程度はいけるでしょう。
ですが!!!

言葉は生きていて、コミュニケーションに使われるものなんです。
だから、たとえば英語が話せるようになりたいなら、英語でものごとを考える脳のしくみとそのための習慣を作っていかないとだめで、これはひとりでやるのはムズカシイです。ある程度強制力をもった「環境づくり」が大事だということなんです。つまり、お金をかけるポイントって、書籍とかメソッドとかよりも、メンタルに影響を及ぼす環境だと思うんです。

日本で英語を身につけたい、そのために毎日英語に触れて勉強している。
なかなか上手くならないのであれば、外国人がたくさんいて、英語を学ぶ環境がそろっている学校にある期間通うなり、職場でその環境を得るなり、お休みには英語圏に一人旅するなり、する必要があると私は思います。

ネットラーニングが主体のカフェトークさんであまり大きな声で言えることではないかもなのですが(!)、しっかりと基礎文法を身につけて、英語でものを考えることを習慣にして、毎日英語に触れる環境を実現し、その上でカフェトークのレッスンを受けるのです。効果が断然違うと私は思いますよ!!

前にも書きましたが、私は「1日20分英会話」を週に数回やることで実現できることと、上記の投資を、時間面、メンタル面、金銭面で行った場合では得られるものがまったく違ってくると思っています。

留学はしなくても英語は話せるようになります。
私がそうでしたから!
でも、ほんとうに話せるようになりたいのなら、ある期間投資して、コミットすることはやっぱり必要だと思いましたので、今日の記事に書いてみました☆

語学の習得目的にもよりますが、英語に関しては、投資してその後ほんとうに身につけられたら、そのぶんを回収してあまるだけのリターンはあるのではないかと思います!!

私の語学コーチングは、英会話の練習はしませんが、話せるようになるためのすべてをお伝えします☆



This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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