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よくコラムで「先日ご相談に訪れたAさん～」
という書き方で話が進んでいく例があり、
読者の中には、これは本当の例なのか、
と疑問に感じている方もいるので、
お答えします。
私の場合、
本当に相談を受けた事例はこのブログには使わせてもらうことがあります。
ただし、本人と特定できないように。
それは、「たくさんの人が知っておいた方がいい」と思ったケース。
例えば、「最近、自分の退職金がいくらか知らない人が多いけど、大事ですよ！」
もう一つは、自分の言っていることを強調したいケース。
例えば、「遺言書を書いておかないともめます。
今日は、本当にそれでもめたという方がご相談にいらっしゃいました」など。
これを、コラムなど外部のサイトに書くかと言われると、
ほとんど書かないです。
本人に迷惑が掛からないようにかなりぼかさないといけませんが、
そうすると話のつじつまが合わなくなってくるので、
難しいのです。
だったら、自分で書き易いように設定を作って書いた方が書き易いです。
ただ、編集部から、「事例として書いてくれ」と言われることがあります。
私も実際に言われたことがあります。
なので、「先日相談に訪れた～」と書いてあるのは、
「事例風」の設定と思って読むのが一番自然です。
