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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Rie_Takayama 's Column

最高のパフォーマンスを発揮するのに必要なこと

Nov 15, 2019

Happy Friday! 
今はあまり週末関係ない生活になっていますが、かつては金曜日になると同僚たちと朝からお互い上記の言葉をかけあって、それだけで笑顔になるし、イヤな会議もがんばろう!って思えたものでした☆

現在マインドフルネスやコーチングを勉強していますが、人が本来もちうる能力を、そのときのマックスなもので存分に発揮するのには何が必要か?というのを最近自分なりに研究しています。

それが努力とかがんばりだけではないのは、多くの人が体験で知っているかと思います。

どんなに頑張ってもダメなときはダメだし、逆に大して努力していないのにスイスイうまくいくときもありますね。その人それぞれの得意で大好きなゾーンにがっちりはまっているものなら、きっと後者のケースになるのかな、と思います。

今は好きで得意なことをどんどん伸ばせばいい、ムリに苦手でイヤなことをやらなくてもいい、そんな考え方が普及してきて、私も大賛成です!

ですが、「得意」な方はいいんですけれど、「苦手」って思っているものがですね、かなりの確率で本人の思い込みだったり、実は隠れた才能が眠っていたり、ということがたくさんあるのが面白いところで。何かのきっかけで花開く、というのはよくあるお話しだったりします。

それに、人生ではやっぱり、いろんな場面で最高の自分を発揮したい、そうしたらあらゆることが上手く行くし、たとえ失敗しても後悔や自己嫌悪に陥ることって少なくなりますよね。

かつて私が高校生だったころ、まさに大学受験の勉強中だったとき、当時はとにかく朝から晩まで受験のことを考えて、1日何時間も勉強する前提で立てた計画どおりに進める必要もあり、「食事とトイレ(場合によってはトイレの中でも!)と寝てるとき以外は勉強するのが受験生」みたいな風潮だったんですね。

そんな中、私は集中力が切れると授業中も聞いていられなくて、ときには机につっぷして眠ってしまったりして先生に注意されたものでした(ちなみに私女子高出身で、このとき男子の眼なし)。。。。
でも!このときにあることを体験で知ったのです。。。。

集中力が切れたときは身体の欲するままに居眠りしたり、家でも眠くなったらベッドに入って仮眠をとったり、飽きたらテレビを見たり、ラジオを聴いたりしていた私なのですが、クラスの中での成績は常に上位だったんです。特に、バスケットボール部の部活動で練習時間もあったときは、ほんとうに大して勉強しているわけではないのに、です。

あ、「大して」というのがポイントで、もちろん、勉強はある程度していました。
頭がいいとかそういうことを言いたいわけではないです(笑)。

科目にもよりますが、はっきり覚えているのは、サイコーに授業がつまらなかった数学の時間に例の居眠り発生率は高かったのにもかかわらず、私の成績はいつも数学が最も良くて、私の行ってた高校は順位を公表してたので、だいたい2番か3番くらいでした。

ちなみに私、数学好きではありません!
ただ思うに、能力発揮という意味では、高校の数学のテストは単純に暗記力を競うものではなく、理解すればしっかり点数に結び付きやすい科目だったのだと思います。

ある日、ものすごく真面目に授業を聴き、1日に何時間も勉強している友人から「居眠りしてて、なんでいい点取れるの?」と真剣に尋ねられたので考えてみたのですが、私がやっていたことと言えば、とにかくしっかり「理解すること」、そのための確認さえしていれば、そしてわからないところをわからないままにさえしなければ、なんとなくあとは出たとこ勝負!って感じだったので、「うーん、勉強時間はあんまり関係ないんじゃないかな?」という回答をしたら、びみょ~な表情をしていた彼女の顔が記憶に残っています(笑)。

あれからウン十年の月日が流れ、受験勉強なんてもう二度としたくないし、あの受験勉強に何か意味があったのか?というもギモンはつねに残る人生を送ってはいるのですが(笑)、ただ、なんとなく振り返ってみると、その後自分がどうしても能力を発揮したい状況にぶつかったとき、あの時の体験から学んだことって実は大きかったりするような気がします。受験というものとはまったく離れたところで。

その対象がなんであれ、最高のパフォーマンスを発揮するのに必要なこと。
私の経験から知っていることは、

☆短時間の取り組みで高い効果を発揮するための集中力
☆自分には出来る、という深いところからの信頼感(=リラックスした気持ち)


です。
考えたらこのふたつが最も重要で、かつこれがベースにないと、どんなに頑張っても努力しても、良いメソッドや素晴らしい方法論があっても、かけた労力や時間やお金をリターンするだけの能力発揮って難しいように思います。

それはその人の向き不向きや能力のあるなし、以上に大きな影響力をもつように思うのです。

そして、1の集中力というのは、今いろいろな研究が脳科学などの分野でもされていますし、たとえばマインドフルネスなどは集中力を高める効果があるのは立証されているようです。

高校時代の自分はマインドフルネスなんて知りませんでしたが、あのときの体験から自分にあった勉強方法というのはいつも同じで、短時間集中し、れたらブレイクを入れて違うことをすること。

眠ったり、音楽を聴いたり、テレビを見たり、なんでもいいのですが、自分の意識を別のところにそらします。それにより、疲れて鈍っていた内側の感覚がリフレッシュされるのがハッキリわかります。

そして、できるだけ気分を上げた状態で、つまり心身ともにできるだけ絶好調な状態で取り組むこと。ノリノリの状態で意識もクリアーなので、自分がなぜこの勉強をしてるのか?という理由づけも明確にわかっています。そしてこの状態が長時間は続かないの、わかりますよね?!(笑)

また、2の「自分には出来る」という気持ち、というのは、これ、おごりでも自信でもなんでもなく、ただリラックスして「なるようになる」、つまり本来の自分が発揮されればなんとかなるんじゃない?!というなんとな~く大丈夫な感じ!という感覚なのです。

ですから1も2も、心身の状態が良い状態であることは大、大前提ということですね!

だから不調なのにひたすら頑張る!とか、とにかく必死に死に物狂いでやり続ける!みたいのは、私は経験的に必要ないというのを大学受験のときになんとなく知ったのと、その後の様々な体験や知識として学んだことからも、「楽しんでしまう」という域まで行けたらもう、鬼に金棒、結果はどうであれそのプロセス自体が宝物のように自分のなかに残っていくことを知ったわけです。

楽しんでいてかつ、上記2つがそろっていれば、だいたい良い結果が出ます☆

最後に付け加えるなら、良いガイドの存在でしょうか。

たとえば語学の勉強などは、このガイドの存在によって、今いる地点がわかり、目的地までどのルートで行くか、何をすべきか、がよりはっきりわかる助けとなるのです。迷ったら安心させてくれて、不安になったらポジティブな言葉を与えてくれる。

でも、ガイドの存在の効果が最大になるためには、上に挙げた2つがベースにあること、が必要なのではないかと思います。

「集中力」と「自分への信頼」。これらをどう身につけるか。

様々な方法があるかと思いますが、私が大切に感じていることはまず、余計なものを生活や意識の中からできるだけ取り除いていくこと。何かを否定したり、自分や誰かを責めたりするいらない感情もここに含まれます。否定の感情を封印するエネルギーがどれだけ膨大なものかは、そこから解放されたことがある人はよくわかると思います。勉強しない自分への自己嫌悪や罪悪感もですよ!

次に、できるだけ本来の自分が心地よいと思うことで生活を埋めていくこと。
疲れたら休む。お腹が空いたら食べたいものを食べる。気分を上げてくれる音楽を聴く。眠たくなったら寝る!などです(笑)

そうすることによって少しずつ、自分自身と強く繋がる感覚ができて、あらゆるものごとがクリアーに見えて、感じられるようになるはずです。

ヨガでいう、エネルギーが澄んで、良い循環をしている状態。
今このときの「最高の自分」ということです♡
この状態を恒常的に作っていくと、人生は劇的に変わるようにできているのです。

私のコーチングでは、生活面やメンタル面のアドバイスに加え、瞑想の時間もとっていきます。
皆さま素敵な週末を☆






This column was published by the author in their personal capacity.
The opinions expressed in this column are the author's own and do not reflect the view of Cafetalk.

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