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Cafetalk Tutor's Column

Ari 講師のコラム

簡単かつ効果あり!語学学習のモチベーションを保つ方法

今週のテーマ: 飼っているペットについて語ってください!

2019年1月18日 | 4 コメント

新年に入って早三週間。先日生徒の方から、こんな相談を受ました。「今年は英検2級に合格する!という新たな目標を立てて、意気込んでテキストは大量買いしてみたものの、モチベーションを保つのに一苦労。早くも心折れそうです。どうしたらやる気スイッチをオンにし続けることができるのでしょう?」

 

いやはや!その生徒さんからお話を伺って、まず『目標を立てる』ことがしっかりできているので素晴らしいな!と思いました。確かに、目標へのハードルが高ければ高い程、時間と共に自分では到達できないのでは?と自信を無くしてしまい、やる気を保つのはなかなか難しいと思います。でも三日坊主では終わらせたくない!そんな生徒さんの切実な思いを確かに受け取りました。

 

では、どうすれば良いのか?

 

かくいう大の語学学習好きの私も、立てた目標に対していかにしてモチベーションを保って到達するかについて、挫折と試行錯誤を繰り返してきました。まだまだ日々研究中ではありますが、これまでで私自身一番効果テキメンと感じた方法を3点ご紹介します。

 

①まずは目標を立てる

  • 「資格試験に合格する」「イギリス旅行のために日常会話をマスターする」「仕事で海外の取引先とコミュニケーションできるようになる」など思い思いの目標を立ててOKです。そしてここで大切なのは、①目標の数は絞って、ハードルを高くしすぎない②目標達成した自分をできるだけ詳細にイメージする。この二つを徹底すると、意識が自然と目標に向いてきます。

 

②日々少しずつ オプションをつくる

  • 忙しい毎日の時間をぬっての語学学習は、日々の学習を継続することが力をつけるポイント。正にチリも積もれば山となる!ただ、日々の学習量を多く設定してしまうと続かないため、気持ち抑えめの量(最初は1510分程度で終わる量)とします。そして、もう一つ大切なのが「やってもいいが、やらなくてもいい」というオプションを設けることです。例えば、新単語については必ず15個やるけど、リーディングはやってもやらなくても良いとする。そうすると、「やらなきゃいけない!」というプレッシャーから解放され、やる気が保ちやすくなります。

 

③パブリックコミットメント

  • 心理学者のクルト・レヴィン氏が提唱した「パブリックコミットメント」とは簡単に言うと、周囲の人に、~をやります!と宣言することで、立てた目標の達成の可能性が上がる」というもの。口頭でもSNSでも良いでしょう。自分の目標を思い切って周りの人に伝える、これだけです。言ったからにはやるしかない、という気持ちになります。私も今年はHSK(中国語の検定)4級を取ります!と新年のSNS投稿で宣言したばかりです。

 

語学学習のモチベーションキープには他にも方法は色々とあるかと思います。例えば、定期的にカフェトークのレッスンを受けて、実践の場を作る、なども良いでしょう。ぜひご紹介した1~3と絡めて試してみてください。そして効果的な方法があれば、ぜひ教えてください♪

追伸:写真は最近行ったタイのソンクラー県の湖の日の出です。何か楽しい始まりを予感させる風情がありました。

 

カフェトーク講師 Ari

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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