ヨーロッパ6週間の旅報告④　コルドバ・セビリア編

カフェトークの皆さん、こんにちは！マレーシア在住のバイリンガル講師Keiko Davyです。

今年5月、6月はカフェトークをお休みさせて頂き、主人と6週間ちょっとのヨーロッパ旅行に行ってきたということで、やっとその報告を始めました。旅程はイギリス→スペイン→フィンランド→ロシア→バルト三国とヨーロッパの南から北まで。今回はその第4段、スペインのコルドバ　Cordoba とセビリア Seville からの報告です。

スペインの首都マドリッドに4泊した後は、スペイン南下を始めました。イベリア半島を南下していくと、中世のイスラム教国家に征服されていた頃の面影を残すものがたくさんあります。シリアを本拠地としたウマイヤ朝がアッパーズ朝に滅ぼされた後、ウマイヤ朝の王族の一人、アブド・アッラフマーン1世がイベリア半島に逃げ、西方イスラム国、後ウマイヤ朝を作りました。首都のコルドバは10世紀に西方イスラム文化の中心地でした。半島北部のキリスト教教が国土回復運動・レコンキスタでコルドバを占領する1031年まで繁栄しました。

一番目をみはったのはやはりメスキータ Mezquita（Mosque - Chathedral of Cordoba)です。後ウマイヤ朝が建てた世界で最も大きいモスクでしたが、国土回復でキリスト教徒に征服された後はなんとキリスト教会に変貌！この投稿ページに使った写真は、有名な「円柱の森」と呼ばれる独特なアーチの連なる礼拝所でした。

こんな風にイスラム教のモスクの柱にキリストのクロスがあったりします。天井のアーチも素敵です。

そしてコルドバの街も迷路のようで面白かったです。とてもかわいい昔ながらの街並みの残る旧市街 old town でした。

コルドバの後は、セビリアで3泊。フラメンコや闘牛を見に行きませんでしたが、あちこち歩きまわりました。こちらはスペイン広場。スターウォーズのロケ地にもなりました。

メインのアトラクションはイスラム建築のアルカザル Alcazar of Seville でした。カスティリャ王国の宮殿として作られ、アラベスク模様やモザイクのタイルで有名です。また、私の大好きな The Game of Thrones のロケ地にもなったので、絶対逃せませんでした！

この後はグラナダ、そしてアンダルシアの海岸へ行きます。

★お知らせ★

－11月30日（金）より12月10日（月）まで所用のためオーストラリアへ一時帰国いたします。現段階ではレッスンをお休みの方向でおります。生徒様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。また、不定期でオンラインスタンバイでレッスンを行う方向でおりますので、お声かけ下さいね！
－12月22日（土）より日本への一時帰国も決まっております。元旦までお休みを頂く予定でありますが、1月2日より復帰いたします。よろしくお願いいたします。

Let the world spice up your life.

Tutor Keiko Davy 's Column